あいさつ回り
少し日にちが経ってしまいましたが、9/3日曜日は快晴にも恵まれ、大変心地いい秋の日和でした。
そんな中、かねてより設計を進めていた「香住の家」の現存建物解体に伴う、ご近所への挨拶まわりと言う事で、私共の場合は通常、施主、設計、施工と言うこの3者が皆で力を合わせ、これからいい住まいづくりをして行く第一歩、と言う意味も込め、毎回揃って挨拶に回ります。
これから竣工までの長い間、何かと、ご近所にも、迷惑を掛ける事になる訳ですから当然の事でもあります。
所が、今回びっくりしたのが、このご近所さんと言うのが豪邸ばかり、度肝を抜かれるようなお住まいが殆どで、玄関だけでも、うちの家の部屋がいくつ入るのだろう?と言うくらいありますし、鉄筋コンクリートの杉型枠打ち放しの住まいの玄関はオートドアーで、「開けゴマ」とばかりに開いた中にはホテルのロビーと見間違うような空間が登場するのです。そればかりか、庭にまできっちりと手が行き届いていて、ある意味、ため息ばかりの挨拶回りでした。
でも決して、お金を掛ければ凄いと言う物ではないので、「ウチはお金がないから・・・」等と決して諦める事は無いですよ。
今回の私のため息は、住まいの玄関と言う場に対する、そのお金の掛け方に対するため息だったと思いますので、決して空間的に洗練されているとか、魅力的だとか、そう言った類のものではない事をお伝えしておかなければいけません。
残念ながら流石に写真を撮るわけには行きませんでしたが、住まい手さんに、伺った所、まあそれなりに立派なご身分の方ばかりと言う事でした。
代わりにと言っては何ですが好天に恵まれた初秋の日本海を御覧下さい。こちらも中々よかったです。