書写山 その2
建物の迫力を感じるのはやはりこのアングルでしょう。
反り屋根が力強さをより強調しています。
同じく下から見上げた大講堂。
重要文化財でもあるこの建物は西暦986年に花山法皇の勅願によって創建され、この時に円教寺の号を受けたのだそうです。
同じく二階建ての食堂も重要文化財として指定されているそうで長さ45mもあるとの事です。修行僧の寝食の場だったそうで、薄暗い建物の中に身を置いていると、心が研ぎ澄まされそうなそんな感じさえ受けます。
そして、ここにも鬼瓦の展示がありました。
おっかない形相と言うよりは少し微笑んだようにも見えますし、愛嬌のある顔にも見えます。
少々、無造作な展示の仕方にびっくりですが、見学者の善意に任せていると言ったところでしょう。
帰りのロープウェイでは海外のお客様と相乗りとなりましたが、所構わず直に床に座るのはどの国の若者も同じなのでしょうか?
1周約1時間の超早足の見学でしたが、又ゆっくりと見学に来たいと思った場所の一つとなりました。