兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

Blog

兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

ビーンズドーム

所要で三木市へ

次の予定まで暫し時間もあったため、建物見学に出掛けた。

「ブルボン・ビーンズドーム」

巨大な屋内テニスコートです

R0016909c

写っている軽自動車との大きさを比較するとその大きさがお分かりいただけるかと思います。

R0016894c

屋根と言うべきか壁と言うべきかの部分は緑化され上手く根付いています。ほぼ雑草のようにも見受けられました。

R0016891c

エントランスもドーム状の部分を潜り抜け

R0016889c

外部が、そのまま内部に貫入されたような内部側です。

R0016873c

センターコートはグランドレベルからさらに掘り下げられたレベルにあります。

R0016881c

R0016885c

センターコートに備え付けられた観客用のベンチ。
実は木製だったのです。そしてそのテスリも木製

テスリを支える支柱は実に遊び心のある、鉄の棒にチェーンを溶接したもので、遠目にはチェーンがテスリにぶら下がっているようにも見えます。

さて、このお隣のEディフェンスでは、つい先日長期優良住宅仕様の木造住宅と一般仕様の住宅の加振実験が行われたようです。

結果は、何と長期優良住宅棟が思わぬ壊れ方をしたそうで、詳細は不明ですが又専門家による解析によって原因も追究される事と思います。

現在の建築基準法の考え方では、木造住宅の場合、地震に必死に耐えさせると言うのが主流。柱の足元や接合部を金物などを使ってがんじがらめにするという考え方です。

しかし、今回の実験では、その考えが裏目に出たのでは?とも考えられるような結果だったそうな

これによって、法的な木造住宅の方向性が変わるのでしょうか?