兵庫、京都、大阪で誠実に、丁寧に木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所

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兵庫県丹波市を拠点に誠実に、これからの木の住まいづくりに向き合う芦田成人建築設計事務所 芦田成人のブログです。

玩具博物館

ここの所、随分と寒い日が続いています、ここ丹波では今日は今シーズン一番の雪に見舞われています。

そんな中、先日12日は成人の日。はるか昔の出来事に思いを馳せたか否かは別としまして、昨年末予定の「香寺町の家」の1年点検が各者の都合により先日行われました。

建具関係を中心に各所を見てまわり、大きな問題点は無く(たった1年で大きな問題があっては困るのですが・・・)お庭の話や、近況などをお伺いしました。

出来上がったばかりの何も家具が入っていない状態とは違って、色々な物が入っても良い感じで住みこなして頂けているようで、なんだか嬉しい訪問でした。

別件の夕方の打合せまで時間もあったため、昼食後、気になる照明器具があったと伺っていた、玩具博物館へ。

幸いにも、香寺町の家の直ぐ近くでロス無く時間を有効に活用できた。

そんな玩具博物館を少し紹介。

玩具博物館5

 

切り妻屋根のなまこ壁の蔵のような建物を守るように植えられた生垣の間から遠慮がちに覗いた木戸が入り口。

玩具博物館

 

未だ、門松も立てられ、どこが入り口かと少し戸惑いながらもガラッと戸を開けると受付があり、一安心。

玩具博物館3

 

一旦受付のある棟を一回りすると建物の外へ出て他の棟へ移動する、面白い順路で複数の建物に囲まれた中庭と上のような路地はひっそりと安心感のある空間です。

玩具博物館2

 

肝心の展示物はと言いますと、上のように昔懐かしいブリキやセルロイドで出来たキャラクター人形が新しい玩具の部類で、木のコマ、メンコ、剣玉、ビー球など非常にローテクながら、実際に体験できる玩具も用意されていて、長時間滞在しても楽しそうな場所でした。

時間の約束もあったために、そこそこに切り上げましたが、中でも私の目を引いたのがコレ↓

玩具博物館4

 

デンマーク製のパズルです。

どの形が正解と言う訳ではないようで、白と緑のブロックを使って色々な形を作りましょうと言う物のようです。

 

ひっそりと静かな博物館ですが、比較的来館者も多く、お土産に実際の一部の玩具も販売されています。

日本玩具博物館