地鎮祭
暫く、放置状態のブログでしたが申し訳ございませんでした。
書くべきネタがなかった訳では無いのですが、梅雨に押されて、ブログへ向かうモチベーションが少々ダウン気味。
しかし、新たな現場が始まるとあって再び気合も入ってきましたよ~。
そんな梅雨の晴れ間を縫って、本日はかねてより設計、見積、見積調整と進めてきました「丹後町の家」(海を眺める家)の地鎮祭。
天気予報によりますと明日から週末まではずっと雨と言う事で、絶好の地鎮祭日和の大安吉日。
朝、到着した頃には霞んでいた空も帰る頃には夏の日差しのような暑さとなっていました。
無事滞りなく、地鎮祭も執り行われ、その後、工事請負契約と相成りました。
さて、11月末予定の竣工に向けて頑張らなければ! です。
それにしても、夏の晴れた日本海は穏やかで申し分なしです。
この暑さだと、泳ぎたい気分にもなりますが、まだ海水浴場は解禁されていませんのでそこは我慢。
しかし、この現場から、車で10分程度も走ると、あの鳴き砂で有名な琴引浜が見えており、以前より気になっていたので、帰りに少し寄り道
一歩、歩くたびにキュー、キューとまで明確に聞こえたわけではありませんが恐らく素足で歩けばもっと明確に聞こえたはず。残念ながら今日はスーツに革靴とおおよそ浜辺とは縁遠い格好でしたので、歩き難い事、この上無しでしたが、それでも両手を使って山を作るように砂をかき集めて強く押すと、はっきりとキュー、キューと低く鳴ります。
年甲斐も無く面白くなって暫く砂遊びをしてしまいました。
砂がサラサラで他の海岸とはやはり違います。
砂が鳴くのは、綺麗な海の水によって磨かれた石英と言う鉱物が圧力を加えることで振動して音になるのだそうで、海洋汚染や汚泥が混じってしまうとこの石英砂についてしまうと、もう鳴かなくなるのだそうです。
現在国内で、この鳴き砂の海岸は島根県仁摩町の琴ケ浜、宮城県気仙沼市の十八鳴浜とこの琴引浜が良好に残っているに過ぎないそうで、中でもこの琴引浜が最大かつ最良の状態なのだそうです。
遥か、遠い浜辺の事と思っていたのですが、このように現場が縁となり、実際に目にしてみると少し環境への意識と言うのもこれまでとは又違ったアプローチのきっかけにもなるのかなあと感じた寄り道でした。