遣り方
ようやく動き出した「街並みの家」 先日は「遣り方」(やりかた)作業でした。
建築には時々、分かり難い専門用語が
出て来ますが、この「遣り方」も、その一つと
言えるでしょうね。
簡単に説明しますと、紙の上で見るのと違って
更地には水平も垂直も基準になる物が
殆ど何も無い状態です。
そこで、杭や貫板と呼ぶ材料を
建物の大きさよりも少し外側に打ち
正確な建物の位置を出す作業が
「遣り方」と呼ぶ作業です。
建物の周囲に杭をや板を無造作に
打っているように見えますが実は、
ここにはルールがあります。
精密機械があることで随分
手っ取り早く作業は進められます。
アナログな道具だけでは時間も正確さも
もう少し掛かっていた事でしょう。
段取りの都合で、次週より掘り方開始となります。
それにしても雲一つない青空は気持ちいものですね。