流行か?
先日、調査で覗いた天井裏は 写真のような感じで鉄骨と木のハイブリッド構造でした。
ラチス梁と呼びます。
実は、これ以前も見た事あるのですが
その時も同じく、スパンが飛んでいる棟でした。
スパンが飛ぶとは
水平材(梁)が支えられる距離のことで
通常は、その下に柱の無い大きな空間が
必要な場合に、そのような事が必要になるのですが
在来工法の木造では、使える材料の大きさにも
限りがあるため、大きな空間をつくるにも
限界があります。
そこで考え出されたのでしょう、こんな風に
木と鉄をミックスさせてスパンを飛ばす工夫が、
これで10m近く飛んでいます。
しかし現在はこんな構法、おそらく認められないでしょう。
以前も見た、と言う事は当時の流行りだったんでしょうね。
改めて写真を見ると、やっぱり飛んでます。