一喝
昨年から、某専門学校で週に1度の非常勤講師を勤めさせて頂いています。
今年は1、2年生共に受け持っているのですが、入学間もない1年生は見るものや聞く事が全て新鮮でモチベーションも保てているようです。
少々控えめな生徒が多いのが若干の気がかりですが、これからに期待しています。
学校生活にもすっかり慣れた2年生、「慣れ」とは言うものの私には「ダレ(だれている)」に感じたので先日の授業中、一喝する。
テキスト忘れ、待ちの姿勢、など非常に消極的で後、1年も待たないうちに社会に飛び立たなければいけない学年にもなり、まるっきり意識が低いと感じたのでした。
私の受け持つ生徒達の多くは卒業後は大工になる事を希望している者が多く、弟子入りしても一から教えてくれる事はまず無いと言う職人さんが殆ど、見て盗むしかない世界なのです。
2年の生徒には、それだけ厳しい世界に足を踏み入れている事を卒業までに、もう少し感じさせなければいけない、そう思った新年度の授業でした。