選木作業&記念を残す
先日は「篠山の山荘」の選木作業
大壁として柱を隠す住まいの場合、あまりこう言った作業が必要にはならないのでしょうけども大壁、真壁が混在する私共の住まいの場合は毎回、この作業が途中に必要になります。
写真は材の小口に書いた番付け、以前にもこの話は、このブログのどこかでエントリーしていますので詳しい事は割愛しますが、番付けを打つ事でこの材料の行き先、使う向きが決まります。
この作業結構時間が掛かります。40坪程度の住まいの柱だけでも、みっちり朝から夕方まで、更に梁などの横物などとなると数日掛かりとなりますし、重い材木を転ばしたり、動かしたりするのにもかなりの体力が必要となり、翌日には筋肉痛なんて事は当たり前ですが、木の住まいには大切なプロセスでもあります。
変わって今日は、週末の見学会を前に「綾部の家」では住まい手ご一家の記念をどこかに残そうとアプローチ階段に手形を押して頂きました。
所がこれが結構な力が必要でぎゅっと押し付けるのに両手で上から体重を掛けてくっきりと浮き上がる手の跡、明日になれば乾いてちゃんとした跡になっていると思います。
続いて、外部植栽の位置決め。
今回はハナミズキの株立ちを1本南の庭に植えました。
室内からの見え方や木の向きを何度となくシミュレーション、数センチ単位の移動や回転を繰り返しようやく決定。
その後、法務局から現場確認、検査機関の完了検査受け立会い、そして竣工写真撮影前のロケハンと、入れ替わり立ち代りで現場には沢山の人が駆けつけて、かなり出入りのある現場となりました。
最後は一段落した後で撮った1枚
最近はまっているグレースケールへの変換写真で締め。