住まいづくりを振り返る その1
週末に迫った「須磨 壱の家」のオープンハウスを前に、恒例の振り返るシリーズです。 今回はマンションリノベーション、独立後は戸建てが主となっていましたが、独立前に居た事務所では主にビル物を手掛けていた事もあり特に問題はありませんでした。
お問合せを頂いたのは確か年の初め頃だったかと記憶しています。
お電話頂き、確か「マンションでも問題ありませんか?」と尋ねられたと記憶しています。
数週間後にお伺いしますとお答えし、2月の初めに訪問させて頂きました。
階段室型5階建て、少年期まで居た大阪で同タイプの公団に住んでいましたので懐かしさを憶たと同時に築年数はそこそこいってるなあと感じました。
建物は壁式構造と呼ばれる柱梁の形がない構造です。
階高さが低いのが設備計画上問題になる事は感じましたが、実際仕上がってみると一部屋の面積が広がった事もあり、数字ほどの圧迫感は感じません。
しかし、実際最後まで問題となったのは水周りのプランニングでした。既設排水共用縦管への繋ぎ込みに制約を受けますので、工事段階にも変更を余儀なくされました。
写真は解体時の物です
左上)南面LD部
右上)南面和室(LDに隣接する部屋でした)
左下)北面和室
右下)キッチン(北と南に挟まれた真ん中の区画は水回りで、水周りの配置は工事後もほぼ変わっていません)
3LDKを1LDKへと収納を充実させて、1部屋当りの面積を広げ、ゆったりとしています。
着工編は次回へ続く