しっかり断熱しましょう
マンションリノベーションの現場も進捗中間期、この時期進行が明らかに変わった感じがないのですが、細かく進行しています。新築の現場でも中間期ではどこが変わっているのか分らない時期があります。 さて、その細かな進捗ですが、壁面の断熱施工が始まっています。
マンションではGL工法と呼ばれる工法が採用され、断熱施工って何?と言わんがばかりに無断熱の住戸が一昔前までは多かったと思います。今や省エネルギー法に従がって一定規模以上の建物は省エネルギー性能に関し、何らかの対策が必要になります。
しかし、このようなマンションリノベーションの現場では個々の判断によって断熱施工の有無が生まれます。
新築と同じように当方では、例えマンションであっても省エネルギー性能を上げる仕様に設計しますのでGL工法は採用せずに断熱施工がきっちり出来る木下地。
断熱材の厚みも必要になりますので、木下地も普段は根太材として利用される部材を使用しています。
その分、部屋内の面積が少しだけ小さくなるのですが、優先順位の高さは前者においています。
断熱施工部位は屋外に面する壁と、そこから50㎝入り込んだ部分です。
写真は、階段室に面した壁の断熱施工、下部の若干の隙間は後ほど処理します。