住まいづくりを振り返る その5(最終章)
工事が始まれば、足早に現場は動きます。 防火制限の無いこの地では焼板を用いる事でコストの制約にも対応できます。又焼板は経年=劣化ではなく、味として風化する材料であり、陳腐化する事も考え難い材料です。又張り替えの容易性なども選択肢に挙がった理由でもあります。
しかし、この焼き放し仕上げを目の前で見ると、実にワイルドで触ると直ぐに炭で真っ黒になります、ですので見学にお見えになる方は、決して、建物にもたれないで下さい。洋服が真っ黒と言う事になり兼ねませんが、当方では責任を負いかねますので・・・(^^;
それに反し、内部はいつもよりも木質感を抑えた仕上げになっていて壁、天井共に貼り上げた仕上げです。
これは屋根の断熱効率を高めるために従来の屋根断熱(屋根の野地板の上に断熱材を施す方法)を変えて天井断熱(天井を貼る事で、その天井裏のスペースに断熱材を施す方法)にする事で、断熱材の厚みを確保するためです。
又住まいは、キッチンを中心に据え、LDや寝室、水周りなどでぐるっと取り囲まれた、回れる住まい、忍者屋敷のように動く壁を設けました。
バスコートを設けた、木のお風呂はヒバの香りに包まれた極上の時間を提供する事でしょう。
そんな「YKITハウス」の完成見学会は今週末5日(土)、6日(日)いずれも10時~17時までとなっております。現場は兵庫県西脇市です。
お申込は、こちら からどうぞ。
http://www.ashida-as.com/modules/newsroom/index.php?page=article&storyid=88
お申込頂いた方に、ご案内を送付させて頂きます。
皆様のお越しをお待ちしています。