設計事務所の壁
最近では、設計事務所に住宅の設計を依頼する事も稀ではなくなって来た様にも思いますが、それは私がその渦中に居るからで、傍から見ればまだまだ、敷居は高いのかも知れません。 そして、その壁は3つあるように思うのですが
最初の壁は、先に申し上げていますように、「敷居が高い」と言うイメージの壁です。
只、最近では雑誌やテレビでもその仕事内容が紹介されたりなど、かなり低くなって来ているように思います。
次に、実際に会う事の壁です。
実際に会ってしまうと、そこに決めないといけないのでは無いだろうか?とか、言いくるめられてしまうのでは無いだろうか?と言った心配があるかも知れません。
しかし私共も含め、多くの事務所では、そんな所は少なく、むしろ営業は下手、ハウスメーカーの営業マンなどの方がよほど営業に関しては上手だと思います。
ですので、ちょっと気になる事務所があるんだけど、と言う場合は実際にお会いになり、どのような考えで仕事をされているのか、その人の人柄や事務所の雰囲気などは、確認された方が良いと思います。会うだけで、お金を請求する事務所なんて、まずありませんので、気軽に会って見ることくらいは、して見て下さい。
そして、最後の壁は設計料の壁です。
ハウスメーカーや工務店だったら、設計料は要らないと言われたんだけど、と言う話しを時々聞くのですが、
果たして、そうでしょうか?
注文住宅である限り、間違いなく1品生産です。
その1品生産に、設計図が無いと言うことは考えられませんので、誰かが設計図を描いています。
その労力に対する対価がゼロと言うことはあり得ませんので、設計料がゼロと言う理論は確実に間違っていますよね。
応えは簡単で、工事費に設計料が含まれていると言う事ですので、結果としては、どこで頼んだとしても設計料は必要になります。
その、中身については又詳しく説明いたしますが、
晴れて、この3つの壁を越えられた皆様が私共と共に住まいづくりの道に進んで頂く事になります。
設計事務所に住宅の設計を依頼するなんて私達には贅沢と、お考えの方もいらっしゃる事でしょう、しかしこれまでに、私共がお仕事をさせて頂いた皆様も最初は同じように思われていた方が多いのです。
一生に一度の住まいづくり、どうぜ拘るなら徹底的にと、自分達の想いを叶える為に、ご依頼頂いています。
気になる設計事務所が御ありの方、是非皆様もその一歩を踏み出すところから始められては如何でしょうか?