城を攻め落として参りました?
先週、「桜・天空の家」のご契約後、その足で帰り道にある竹田城跡を攻め落として参りました。 んっ、既に城はない?
失礼しました、城跡に登って参りました、が正しい表現ですね。
ここを知ったのは今ほど話題になってもいなかった、7~8年ほども前の事だったと思います。ふらっと寄ったこの辺りの道にあった看板をみて車で登ってみると、現在の駐車場まで辿り着けましたが、多分夏真っ盛りの頃だったので暑さで断念したのだと思います。
以降、車で30~40分のここへは、いつでも行けるやん、と言った感じで遠ざかっていました。
が、そうなると何かきっかけが必要で、今回近くの仕事の御契約記念にかこつけての城跡探索となりました。
当時は、現在の下山ルートから登った記憶がありますが、先週は完全に一方通行で狭い山道で車がすれ違う事はありませんでした。
その行き道、次のようなアーチが連続する高速道路の橋脚に出会いました。さしずめ、お出迎えと言った所です。
時間は既に夕方4時を廻り、間もなく日没と言うことで、かなり早足でのハイキングとなりました。
登り道の途中からようやく、城跡の石積みが見え始めましたが、先は未だ遠く息を弾ませながら先を急ぎました。
そして、この石碑から城跡の石段が始まります。ここから先の石段は1歩1歩がかなり大変ですので、それなりの装備で登られる事をお勧めします。
城跡の石積み越しに麓の街並みを眺めてみました。
天守閣があった場所から正門や二の丸、などがあった方向の見下ろしですが、この画ってポスターや写真でよく紹介されているんじゃあないでしょうか。
当日は平日の夕方にも関わらず、多くの若い人々や年配のご夫婦も訪れていました。
建築的には、城と言う要塞ですので、直線の動線が少なく、開けたように見えますが、割と動きが制限されます。
また階段は降りる時に、つま先下がりとならないような石の積み方をされているなど、当時の技術を実感できました。
駐車場から早足で10分ほどで到着、景色の堪能も程ほどに、何とか日没前に駐車場まで戻ってきました。
地元では有料化も検討されているようですが、これだけの観光客がありながら、地元には一向にお金が落ちないのだそうです。
と言うのも、その受け皿となる施設が無いためで、ようやく最近になり、その取り組みが始まっているようです。
地域活性化のためにも、是非成功される事を願いつつ、今度はもう少しゆっくりと滞在できる時間に来てみたいと思うのでした。