とりまとめ役
先ほど、こちら に(社)兵庫県建築士会柏原支部のイベント告知をしております。皆様のご参加をお待ちしておりますので宜しくお願い致します。 ASHDAプロジェクトも前回の打合せで沢山の要望が出ました。
一旦持ち帰り、検討、図面を修正した物を持ち、本日は再度の打合せ、どう考えても予算を超える事が明確なので、要求事項で目をつぶって代替案でも支障なさそうな方法を提案させて頂きました。予算に対して要求事項が過度と思える部分についてはそのように調整させて頂かないと絵に描いた餅になります。
何も、ASHIDAプロジェクトに限った話では無く、住まいづくりに於いても同じ事で、私達が住まいづくりに介在するメリットはそこにあると言えます。
多くの意見を全部叶えようとあれもこれも取り入れた案では主役がぼけてしまいます。
意味は少し異なりますが、 「二人船頭」と言う言葉をお聞きになられた事もあろうかと思いますが、船の船頭が2人も居ると、それぞれ行きたい方向が違うと全くもって前に進まない、というように、しっちゃかめっちゃかな事になります。
即ち、1人のしっかりとした取りまとめ役がいる事で、住まいづくりの全体像を把握しながら確実に前に進めると言うものです。
あれもこれも叶えたいのは誰も思いますが、限られた予算、敷地、工期の中で1本、筋を通した事をやっておかないと、中途半端が一番後悔の種になるので、我々も時には力強く、時には円滑にと振舞います。
そのような、とりまとめを担うのも私達の役割の一部です。