省エネと創エネ
先日のボツ案件しかり、実現案件しかりですが、毎回、住まいの計画をする上で共通して考えている事は、如何に自然のエネルギーを享受し、又その享受したエネルギーをロスする事の少ない住まいとするかです。 これを偏に省エネと言う言葉で片付けてしまうと語弊もありますので、あまり大きな声では発せませんが、便宜的に今回はそのような言葉を使用し、タイトルとしています。
東日本大震災以後、これらのキーワードは頻繁に耳にするようになりましたので、ご存知の方も多いと思いますが、もう一つのキーワード「創エネ」と言う言葉は、もしかしたら耳慣れない方もいらっしゃる事でしょう。
創とはつまり、エネルギーを創り出す事で、皆様がご存知の太陽光発電などは、これに該当します。
しかし、いくらエネルギーを創ると言っても、その出口がダダ漏れでは、折角創ったエネルギーが勿体無いだけ、つまり創エネを実現させる前に、その出口をしっかりセーブするために、省エネと言う観点が重要になると言う訳で、まず省エネとなるような住まいをつくる事が重要です。(断熱や照明など)
そして、政府方針でも2020年頃を目標に段階的にその分野の義務化を画策中と言う情報もあります。
それが出来てから次のステップとして、創エネ住宅を目指すと言う考え方がスマートで利に叶った考えではないかと思います。