ありがとうの家 中間検査
今日は「ありがとうの家」審査機関による中間検査。 通例なら、ぱっと見てすっと終わる、我々からすると値段に見合わない、先方からすると、めっちゃ効率の良い検査なのですが、今日の検査員さんは意外に長居され、40分位は現場におられたように思います。
すったもんだは無かったのですが、チェック項目の一つ一つを入念に見て行かれての長居でした。結果は無事合格でした。
現場は早くも屋根の防水工事、外壁の通気層までの工事、サッシ取り付け工事、断熱工事、内部壁下地工事までを終えてます。
9月上旬の上棟、2週間でここまでの早さには少し訳があります。
内外壁下地+断熱材も充填された構造断熱パネルはめ込み工法によるものです。
初めての試みですが、精度はかなり優れものと思いますし、現場での断熱施工が必要ないのは評価点です。
但し、プラン段階で設備配線配管などのルートをしっかりと検討しておく必要がありますが、
これらで壁が囲われた事で、何となくですが室内の光の状態が確認出来ます。
写真はリビングダイニングに該当するスペースですが、30坪弱のこの住まいで、程よい感じに光が廻っています。
(夏過ぎのこのシーズンに燦燦と光が注いでいるのは逆にまずい状態と言えます。)
こちらの住まいの
最終 Q値(熱損失係数) 2.30 W/㎡K < 次世代省エネ基準 2.70 W/㎡K
最終 μ値(日射遮蔽係数) 0.024 < 次世代基準省エネ基準 0.70
何度も申し上げますが、これは単なる数字遊びをしている訳ではありません。
「エコ」とか「省エネ」などの言葉の独り歩き、言った者勝ちのエコや省エネ、であってはならないと思い、その裏付け作業の一部と捉えての取り組みです。