上には上がいる
先日「第8回日本エコハウス大賞」の奨励賞を
いただきましたとの報告をさせていただいたの
ですが、このコンテスト、私の中では当初、高
気密高断熱マニアが集まる特殊なコンテストと
思っていました。
しかし、そうでなく少しだけ頑張って手に入れ
ることが出来るエコハウスでないと、広く世間
に浸透するとも思えなかったので、太陽光発電
も搭載していないし、付加断熱している訳でも
ない、G2レベルに達している訳でもないけど主
開口部の仕様だけは少し見直し、長期優良住宅
の認定を受けることが出来るレベルには達して
いる住宅で、どこまでの評価を得ることが出来
るのか?腕試しのつもりで応募してみました。
第1回目の審査結果の発表では、本選に進出す
る10組の発表があったのですが、そこに名前
は無かったため、やはり高い壁なんだろうなあ、
と思っていました。
そして第2回目の発表を見落としていたため、
私の中では、今回のコンテストは一参加者と
して見届けようと思っていました。
しかし、住宅医協会から送っていただいた通
信の中に、私の名前を見つけ、事態が急変し
ました。
主催者からの発表で知った訳では無かった人の
反応って、こうなるのか?と思えるほど住宅医
協会さんには失礼な反応をしてしまいましたが、
それほど信じられない出来事だった訳です。
しかし、未だ本選に残った訳でもなく上には上
がいる状態ですので、喜んでばかりいる訳には
いきません。
高断熱高気密化することも一つの方法とは思い
ますが、それだけがエコハウスへの正解では無
いはずですので、少しだけ頑張って手に入れる
ことが出来るエコハウスをもう少し様々な切り
口で追及したいと思います。