木のらせん階段
当初の設計では絵に描いたような優雅な3次
元の曲線を描く鉄骨のらせん階段を予定して
いたのですが、どうも金額が合わず、諦めて、
この部分は木で階段をつくることにしました。
木でらせん階段をつくると言っても、鉄骨と
同じようにする訳ではなく木造でつくること
が可能ならせん状の階段に仕上げると言う意
味です。
しかし鉄骨のらせん階段と同様に真ん中に立
つ芯柱に殆どの段板が集まってくるため、芯
柱はあっちやこっちから切り欠かれることに
なり、その分断面積も削られる訳ですから、
最初から芯柱は少し大きめの物を採用してい
ます。
上から光が射し込み階下を照らすことを狙っ
てみた訳ですが、さてその目論見はどうなる
か、徐々にここの雰囲気が分かってくると思
います。