車庫
前回の続きで「針葉樹の家具」の話に
しようと思いましたが、
先に更新したい内容もあるので
次回こそ「針葉樹の家具」のお話に
させていただきます。
そして、今回は車庫のお話。
一般的に車庫と言うと既製品の
アルミカーポートで済ませてしまうことが
多いと思いますが、
折角、家を注文建築で建てたのなら、
そこは車庫にも気を遣うべきで
取って付けたようなアルミカーポートに
すべきではないと思います。
要は家とのバランスですね。
既製品のカーポートは、
お手軽で良いのでしょうけども、
それを付けたばかりにバランスを
崩してしまい目を覆いたくなるケースを
何度も目にしたことがあります。
多分、造り手側が、どれにしましょう?
と言ってカタログを持参してしまっていることが、
既製品カーポートが多い原因と考えますが、
造り手側も手軽さばかりを重んじるのではなく、
全体のバランスを見て、
どう造るかを考えるべきかと思います。
そして、もう一つ大きなハードルは
コストでしょうか?
造る方が、幾分かコストアップにはなりますが、
ものすごくアップになる訳ではありませんので、
造り手側が、もう少し仕様などを
工夫してコストを抑えつつバランスを
崩さない物を提案すれば、
もう少し普及すると思います。
写真の車庫は母屋とは構造的に
別棟でアプローチを兼ねているため、
コストを抑えた仕様ではありませんが、
建物とのバランスを考えた配置と形状にしています。