照明器具
当事務所の竣工写真に写る照明器具の
殆どは設計の段階で、当事務所で
選択させていただいています。
選択のポイントは空間の仕上がりを想像し、
そこに合った物を選ぶこと。
そしてメリハリを付けること。
明るさのメリハリも、そうですし、
価格面でのメリハリもつけます。
明るさが必要な場所には必要な光量を、
逆にそうでない場所にはぼんやりとした
間接照明でも良い訳です。
中でもよく登場するのが
写真のトルボーと呼ぶ器具です。
ルイスポールセン社が扱う器具で
ランプシェード(笠)の部分が
スリガラスで作られているため、
中で灯った電球の光がシェードを
通してぼんやりと明かりを拡散させるために、
ダイニングテーブル周りなら、
これ1灯で十分だと思います。
逆にシェードの部分が金属製の器具は
光が照明器具の真下を主に照らすため、
物によっては明るさ不足を
感じるかもしれません。
従って、初めて使う器具の場合は
実物の光の出方を確認して採用の
有無を確認するようにしています。