大矩(おおがね)
今日の話題は「おかね」では無く「大矩」と書いて
「おおがね」と呼びます。
建築では直角ののことを「矩」(かね)や「矩の手」(かねのて)
などと呼びます。
水平や垂直も大事なのですが、平面的に直角であるかどうかも
割と大事な要素になります。
しかし、この平面的に直角と言うのは
紙の上に線で描くほど簡単でないんです。
何故なら、実際の現場は三次元であるからです。
と言う講釈は、この程度にしておき
今日、紹介したかったのは
この写真なんです。
グラウンド整備に使うトンボを半分にしたようなこれ
実は直角を出すための道具で「大矩」(おおがね)と
呼びます。
三平方の定理を利用するのですが
例えば、3:4:5 や 1:1:√2
などの法則で直角を求めます。