とある講習
過日、とある講習を受けました。
講習を受けたからどうなる訳でもありませんが
さわりの部分を学ぶ講習でした。
意匠設計者のための限界耐力計算
と言った感じの内容でしたが
細かい内容は別として
どのようなことをしているのかと言う事が
学べたように思います。
世間に建つ多くの建物は
在来工法と呼ぶ基礎のある建物ですが
そのような建物は許容応力度計算と呼ぶ
計算方法で計算できるのですが
基礎の無い古民家のような建物では
評価し辛いため限界耐力計算法でする
流れがあるように思います。
以前あったお問い合わせの中で
古民家を触りたいけども、在来工法のように
基礎を造ってするような方法では嫌だと
おっしゃる一般の方がいらっしゃいました。
その方法の何が嫌なのかを尋ねるのを忘れましたが
限界耐力計算は手間の掛かる方法で
誰もが出来る方法では無いので出来る人は
限られます。
でも、さわりの部分位は知っておきたいと
思い受けた講習でしたが
より細かな調査が必要な計算方法だなあと
思いました。
聞いている時は出来そうな気がしたけども
いざ、やってみろと言われると
え~っと、どうするんやったかな?
となりそうな気がします。
しかし、どんなケースでも最初は
手本が無いと出来ないものなので
もう少し深堀りしてみてもいいのかな?
と言う気持ちもあります。