〇〇調
「〇〇調」、「〇〇風」と言う言葉は
建築の世界では良く出てきます
でも、特に設計者の中ではこれらの言葉
あまり良い意味で受け取って貰えないと思います
偽物、模擬、そのような意味合いで
受け止められると言うのが理由のように思います
そのため、私もこのような言葉や商品は
あまり好きではありません
しかし、今回ついに使ってしまいました
「木目調」
これまで自論で、本物の木の近くに偽物の木を用いると
より偽物感が増幅されて変だよ、と説いてたのですが
近頃の木目調は結構、精度が向上しているのか
若しくは、面積的に小さいためか
今回の木目調は意外にマッチしていました
「丁寧に暮らす家」の現場
写真奥に写っている3灯のダウンライトが、その木目調です
ウォルナット色と記載されていました
これまで白か黒程度しか選択肢が無かったのですが
白木調、ウォルナットと木目柄の選択肢が
2種類増えていました
この空間には、黒よりも木の色に近い
ウォルナットで正解だったように思います