Jパネル
「丁寧に暮らす家」で採用したJパネル
Jパネルとは杉板を繊維方向が直交するように
三層に貼り合わせたパネルの事で、
耐力壁パネルとして用いることも
意匠用に用いることも可能な便利な材料で
今では杉以外の樹種でも同じような商品が出ています
当方がJパネルを採用するのは、かなり久しぶりのはずで
何故、こんなに間が空いたのかは自分でも分かりません
リノベーションの今回は、主に意匠用に採用してみたのですが
上小節の杉の床板の上品な空間に馴染むように腰板として
用いています
写真が、Jパネルです
既に使用サイズに切断した状態です
この商品は実(さね)がついているタイプです
パネル小口を見て頂くと3層になっていることが
分かると思いますが両端の板は繊維方向が同じ向きですが
間に挟まれた真ん中の板は繊維方向が直交しているため
木の特性である、反りに対しては比較的強いと思われます
しかし、建具に使用したことがある同業の方の
話では、建具として使用する場合は、かなり反りが
出るとのことでしたが、随分以前の話ではあります
さて、次回現場定例の時には、どのようになっているかな?