キッチンと身長の関係
その昔、キッチンの作業台から床までの高さに
選択肢は無かったと思うのですが
最近では人間工学に基づいたのか
キッチンメーカーが示した指標なのか
身長に対する明確な計算式があります。
身長÷2+5cm が使いやすい高さとされ
選択時の目安にもなっています。
例えば、身長が150cmの方の場合
150÷2+5=80cmが適正、と言う具合です。
勿論、これは目安に過ぎないので
場合によっては違う選択をされてもいいのですが
最も大事なのは、事前のシミュレーションです。
ショールームにいけば、簡単に比べることが
出来るようになっています。
但し、ショールームと実際の家の中とで
大きく違うのは、ショールームでは靴を
履いていることです。
親切なショールームならスリッパを
用意してくれていると思います。
実際の使用状態に合わせたシミュレーションを
することが大事です。
ご家族みんなで一緒にショールームに
行く場合は、キッチンに立っている姿を
後ろから眺めてもらうと分かりやすいと
思います。
作業台の上にキャベツやカボチャなど
少し嵩張る物が載っている場合
上から体重を掛けて切る必要があるのですが
そのシーンをイメージした時に
キッチンに立つ人の身長の高さによっては
作業姿勢が極端に不自然な場合
もしかしたら、その高さの選択は
合っていないのかもしれませんので
キッチンの利用シーンを良く
思い出して選択してくださいね。