柱の意味を考える
とあるリノベーション工事の図面作成中ですが
建物は年数を経た、立派な建物なので
通常よりも太い柱を使っている個所が
何カ所かあります。
リノベーションと言うことは
間取りを変えたりすることもあるのですが
その際に邪魔になることがあるのが柱なんです。
そこで、この柱取りたいなあ
取れないかなあ?と格闘する訳です。
でも単に格闘している訳ではありません。
天井が外れるなら、答えは凄く簡単なんですが
間取りだけ見ていても何も分かりません。
外に出ると屋根の位置や形も判断材料になります。
そして、後は経験からくる想像力も
武器になるのですが、どうしても外すのが難しいだろうなあ
と思うのが、他の個所よりも太い柱です。
太い柱は構造的に重要な位置に使われていることが
多い様に思います。
意味もなく太いのではなく、例えば四方向からの材料を
受けている、若しくは通し柱として使われている
など太いのには、それなりに意味があるのです。