電気 VS ガス
本題は下の文字色が黒に変わった所からです。
あなたは休日をどこで過ごしますか?わざわざ高いお金を払って遠くまで疲れに行くような事をしていませんか?例えば、住まいがそのような、くつろぎの場であるなら、いかがですか?
私共では五感を高める木心地の良い空間の創造と提供を目指しています。そんなわくわくするような住まい、一緒につくりませんか?
一緒につくり上げる喜び、楽しんでみませんか?
こちらも併せて御覧下さい。
今日も訪問有難うございます。
御風呂について考えてみますと言う告知を先日、致しましたがその前に先日あった、電話セールスの話を先にしてみます。
私の事務所は住まいの隣にありますので昼食は、家のほうに戻って摂る訳ですが先日は家の者は外出しており、私以外に誰も居ませんでした。丁度昼食を終えた頃、1本の電話が
「もしもし、こちら○菱電機の代理店で○○と申します」 /(以下、赤文字はおばちゃんの声)
と、かなり押しの強そうなおばさんの声
「御宅では料理や御風呂を沸かすのにガスを使っていらっしゃいますか?」
と言う質問
「はい」 /(以下、青文字は私の声) と答えると、待ってましたとばかりに
「今、ガスからオール電化への切り替えが無料で出来るのをご存知ですか?」 と言う質問が
「いいえ」 (そっけない返事ですが、妙なセールスに愛想よく答えられるほど人間は出来ていませんので、あしからず)
その後、「はい」としか返答できないような誘導尋問が2、3問
例えば、「ガスから電気に切り替えて、いくらかでも光熱費が安くなったらいいと思いませんか?」等が続く。
光熱費が安くなればいいのは誰もが思う事。しかし、私には「切り替えが無料で出来る」と言う言葉が引っ掛かり、耳にバリアーをつくった状態になっていますので、その後のおばさんとの会話に素直に答える気になれず、自分の職業を明かし、
「そんなにいい物なら、お客さんに紹介してあげられるかも知れないから、判断するのに先に資料を送ってよ」と探りを入れてみると
「私共では資料は用意していませんので全て訪問した上で説明させて頂いています」と言う返答
こちらも手を変え品を変え資料を送付するように言ってみるが、結局は訪問した上での返答しかなく
その後「無料で」が気になって仕方ないのでシステムを聞いてみるとガスから電気に切り替えて出る光熱費の差額分を工事費として月々ローンで払うシステムらしい事を説明して貰ったように思いますが、この様に文章にしてやっと何となく理解できたものの、その時には耳に張ったバリアーが邪魔をして素直に聞く耳を持てずに居ました。
只、そのローンと言うのも怪しいものでどれくらいの工事費でローンによる金利がどれくらい必要になって来るかでかえって高くなってしまったのでは話にはならない。
つかみのための「無料で」だったとしても、人が動くのにタダでどうにかなる仕事は、まず無いと思います。結局、無料では無かった訳ですが。
今の時代、おかしな商法も横行しており、このようなセールスと言うのはまず疑ってしまいますし、まず来られたら終り、後は向こうに主導権を握られかねませんので、資料が送れないのなら結構ですと言って断ったのですが、仮に、これが真っ当な商売をされている所であったとしても、ビジネスのステップを間違えている。
こちらから積極的にアプローチしたのなら来て貰うのは大歓迎であるが、そうでなく一方的なセールスで訪問されても困る、せめて先に予備知識を与える程度の資料は必要だと思う。
大阪の事務所に居た頃も、関西電力や大阪ガスの営業マンが、仕切りに自分の所に都合の良いデータを揃えて物件の中で採用して欲しいと営業に来ていましたが、とうとうこんな田舎にまで「電気 VS ガス」戦争が始まったのかと感じさせられる電話でした。但し、これが真っ当な仕事をしている所ならの話ですが・・・。
最後に、
仕事の上で、施主さんに対して始めから、電気、ガス、どちらが良いと言うのは私から勧める事はまずありません、それはその御家族のライフスタイルに適した選択肢がそれぞれによって違うからなのですが、話を進める上で徐々に相応しい答えが見つかる事が多いですが、そんな判断材料を用意し助言する所までが私達の仕事であると思っています。
さて、次回からは本当に御風呂の話を展開していきたいと思っています、お楽しみに!