外にあるトイレ
また嫌な台風が近づいていますねー、皆さん、御気をつけ下さいね。
さて前回、2つ目の賃貸物件はトイレが外にあったと言う事でしたね。
一旦ベランダに出て入るそのトイレは奥行きが壁の芯から芯まで半間(90cm程度です)でしたので、便器に座ると大きな体格の私にとってはとても窮屈な空間で扉さえ閉まりません。幸いきちんと考えてつけられていたのか否かは分かりませんが、扉の開き勝手は少し開いていても外からは見えない向きに付けられてありましたので何とか使用に差し支えの無い範囲ですし、便器に対して真正面からアプローチする方向であった事が幸いしていたのでしょう。(先日の間取図を御参照ください。)
これが便器に対して横からアプローチする向きに扉があったなら、全く使えないトイレになってしまいます。後に沢山設計した物件の中で都会の小さな土地の中に高密度な住まいを実現させるために、センチ単位の空間の攻防を繰り返しトイレの奥行きの最小限寸法は120cm~人によって135cmが最小スペースではないかと言う結論を導いたのですがこれはあくまでも幅が半間である事を前提としていますので、幅を少し広げて便器を斜めに振ればその奥行きはもう少し小さくても可能な事を付け加えておきます。
所でトイレの話の続きですが、外出中に綺麗なトイレに入りたい時どんな所へ行きますか?ホテル、百貨店等は比較的掃除も行き届き綺麗ですよね。所がこう言った所って、1階にはトイレを設けていない所が多いのをご存知ですか?
一度、案内板などを見てください。2階以上にある所が多いと思います。これは販売戦略でもあると思うのですが、わざと店内深くに導いておき、沢山の商品を見せる事で購買意欲を高めようとする作戦と言う説もあります。
さて皆さんは、どう思いますか?