樹脂製サッシ
先日は「薪ストーブが似合うかわいい家」の定例打合せ。 屋根面は外側に断熱を施し、通気層を確保し、二重に野地板を張るので少々手間と日数を費やしますがこれは性能維持を維持する上で重要な工程なのでここで時間が掛かっても丁寧に進めていただきたい部分です。
さてこちらのお住まいでは樹脂サッシを多用しています。
建築地の三木市は断熱等級区分のⅣ地域ですのでサッシのみの断熱性能を次世代基準に対応させようと思えば通常のペアガラスのアルミサッシで空気層を調整すればクリア出来るのですが、住まい手の以前の居住地での経験から樹脂サッシを多用させて頂きました。
部屋内側は樹脂の白、外面はアルミと全てが樹脂の物ではありませんが、全てがアルミサッシの物と比すると熱伝導性能面では優れているといえます。
北近畿での実績も多い当事務所でもこれほどの数量の樹脂サッシの採用は初ですが、その分サッシに掛かるコストウェイトは大きくなりますが建築費全体に占める割合からすると何とか調整の範囲と言う事でこれらが取り付けられるのはもう少し先になりそうですが、壁面の色と同一化すれば良くなる事と思います。
軒先では性能面と意匠面を満足させるために鼻隠しにも板金を巻いて仕上げています。
さて、もう直ぐお盆ですね現場も暫くお盆休み。その前に塞ぐべき所は塞がねばなりませんね。