小さな家/大きな家
小さな家も大きな家も、どちらも設計のプロセスに変わりはありませんし、要素を凝縮したり散りばめたりしながら引き方や足し方も一緒に考えて形になっていきます。 只、小さな家では凝縮して引き方を考える事がより大になる傾向が強いように思います。
小さい家でも設計上の工夫で豊かな空間は成立するでしょうし、大きい家では間延びしないような一工夫が必要になります。
地方で設計活動をしていると都心に建つような狭小地住宅に出会うきっかけは少ないのですが、土地が大きければ大きいなりに工夫も必要ですし地域特有の問題があるのも事実です。
両方(小さな家と大きな家)の設計を一時に経験するとその違いがより引き立ち、共に冴えた設計につながるのではないかと密かに期待し、ing