住まいづくり通信 6/27号
さて、週も変わり、そろそろモチベーションも上げていきたい所です。
住まいづくり通信も初心に立ち返り、土地の話から始めていきたいと思います。
当然の事ですが、住まいを建てるにはまず土地が必要です。既に自己所有しているのなら殆どの場合はそこに建てる事になるのでしょうが、そうでない場合は土地探しからと言う事になります。
これまでに何度か土地探しに立会いをさせて頂いた事があります、と言うよりも実際は希望の土地を見つけたのだが、どうか分からないので一緒に見て欲しいと言うケースばかりですが。
その1
宝塚にある某神社の参道沿いから一区画奥へ入った土地でした。通勤にも比較的便利で値段も手頃、都会の割に緑も多く特段問題は無かったように思えたのですが、結局購入には至りませんでした。
参道の狭い道幅故、消防車や救急車の出入が難しいし、月に数度ある参道の催しの際には歩行者天国となり車の出入も自由に出来ないと言うのが一番の理由でした。ぽつんと離れた1軒家という訳ではなく、周囲にも同じような規模の土地と住まいが既に建っていたのですが、万事を見越しての判断とアドバイスにより懸命な選択をされたと思います。
今回は周囲の状況から明らかに判断できる要因も沢山ありましたが、その土地が持つ特異性などはそこに住む人に聞いてみないと分からない事もあり見極めも難しい所。もし可能なら近所にいる人に聞いてみるのも一つの方法です。
地域の事、近くに騒音や匂いを出すような工場や施設が無いか?夜の安全性、交通の便など地図や役所では分からない情報も仕入れておくと判断材料として大きく貢献するでしょう。