緑の少年団
今日は文化の日、スケジュールの流れでつい平日と思っていたのですが、休日だったのですね・・・。
と言う事で、今日は神河町(旧神崎町)の木材フェアの一環で住宅相談会の相談員として神崎ピノキオ館に行っておりました。
相談は数件でしたが、まあ行列が出来ると言う訳でもなく、隣で賑やかにやっていたイベントを横目で眺めながらと言った状況でした。
場を賑わしていたのは地元の「緑の少年団」と言う小学校6年生の生徒達です。
この「緑の少年団」とは全国各地にあるようで、ホームページの序章を抜粋すると下記のような趣旨で結成されているようです。
次代を担う子供たちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした、自主的な団体です。
と言うことですが、この地域の小学生は半ば、強制的に加入する事になっているそうで、学校の延長のような活動のようです。
そんな彼ら、彼女らの今日の活動は、木に親しんでもらう為に、丸太切りや木工工作によるプランター作りのようで、最下段がその成果物です。
お昼休みに、係りの方と少し話をさせて頂いたのですが、最近の小学生は6年生でも学校ではこのようにノコギリやかなづちを使う事は無いらしく、糸鋸などの使い方も知らない子が殆どだそうで、
たまに、阪神間から木工体験にやって来る都会の小学生などは、ノコギリやかなづちは勿論の事、彫刻刀の使い方も知らないのだそうで、随分と学校のカリキュラムも変わっているのだなあと感じました。
そんな中、一人の子供さんがケガをしたらしく、どうしたのかと思ったら、カナヅチで手を叩いたとの事、骨が折れたと言う事でもなさそうなので、こんな物で叩くと痛いと言う事が分かったかも知れません。
最近のニュースを見ていると、平気で人を刺し殺すと言った事件が流れてくるだけに、おぞましい世の中です。
相手がどんな思いをするかと言う意識を植え付けるためのリアルな体験は非常に重要な事と思います、つきなみですが、小さい内に学校の勉強以外のもっと色んな体験をして欲しいですね。