兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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見学会御礼

先日、先々日の2日間、2月とは思えないほどの暖かさの中「姫路的形の家」の完成見学会が行われ、約20組程度の方々にお越しいただきました。

御来場いただきました皆様、有難う御座いました。

蓄熱暖房機の体感を楽しみに御来場頂いた皆様には残念ながら、この暖かさで稼動させると暑いくらいで、自然に放熱させているだけでも窓を開けずに居れない状態でしたので、体感を楽しみにいらした皆様には申し訳ないような状態でした。

しかし両日とも自然の恵み太陽の暖かさが住まいを照らし、杉のフローリングの心地良さを実感して頂けた様に思います。

一通り見終えた、多くの皆様の口から発せられた言葉は「えっ、これで30坪?」

数字以上に広く感じて頂いていたようです。

細かく仕切らない、縦の空間も有効に使う事で狭苦しさを感じない、そんな住まいです。

見学会御礼

 

色んな場面で割り切った決断をして頂いたおかげで、私共では、これまでにない非常にコストパフォーマンスの高い住まいが出来たように思います。

上写真は空間としてはコンパクトな玄関ですが、建具まで窮屈な物にするのではなく天井まで目一杯に高さを稼ぎ空間の豊かさに一役担わせています。

見学会御礼2

 

そしてこちらは、廊下のちょっとした部分ですが単なるテスリ壁ではなく単行本サイズの本棚を設け、90度折れた先には大判の本も入れられる本棚を設置。

そんなちょっとしたスペースを小さな住まいの隅々に散りばめています。

見学会終了間際に住まい手が、ダイニングテーブルの搬入にお越しになり、足場撤去後、初めて辺りが暗くなる時間まで滞在、

折角なので住まいの照明を点灯させると、「うわー綺麗!」と暫く、住まい手ご家族共々眺めておりました。

テーブルに椅子までセッティングされ外から眺める住まいの中は電球色の照明に浮かび上がりショールームの様に綺麗な空間です。

 

さて、若干の残工事もありますが、残すは引渡しのみとなりました。

いつもながら、この段階になると名残惜しい感じですが後は住まい手にバトンタッチです。

自分達のカラーに仕立て上げて下さいね!