兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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紫の壁

先日のエントリーの続きから

さて、そんなこんなで1年点検も終え、昼食を済ませ、一路丹後半島へと向かった訳ですが休日と言う事もあり多少の渋滞は覚悟していたものの、大した事も無く無事現場へ到着。

解体範囲の確認のために来たわけです。

丹後半島

 

敷地からは、このような眺め。春霞なのか少々視界不良でした。

穏やかな時はこのようにのんびりしていますが、そこは日本海、冬の荒波が起こり始める頃には風も半端じゃあないとの事、

その辺りは、又このお住まいが完成する頃に実感する事になりそうです。

 

帰路、行き道で衝撃を受けた「紫の壁」を求め車を進めました。

紫の壁

 

それが、これです。

と言っても、これがどれくらいのスケール感なのか、この写真には比較対象となる物が写り込んでいないので分かりませんよね。

紫の壁4

 

では、この写真では如何でしょうか?左端に人が写っています。

紫の壁5

 

所で、ここがどこなのか?

福知山市長尾と言う福知山から加悦町へ抜ける峠道です。

ふと目の前に現れる「紫の壁」に圧倒され道行く人たちが車を止めて散策にやって来ます。

ここは地域の人たちの手によって法面一面をシバザクラで埋め尽くされたホットスポットです。

紫の壁3

 

それにしても、ここまで育てられた方々の熱意たるや凄いものですね。

逆光ゆえに、写真が撮り辛く、やや発色が悪いのですがこのゴールデンウィークも未だ楽しめると思いますので、お時間のある方は是非一度、ご自分の目で見に行って下さいね!