兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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リノベーションの勘所

さて、新築現場も完成に向けてまっしぐらですが リノベーションの設計では高さをどう読むか

は、かなり勘所になります。

クロスの貼り替え程度でしたら、天井高さは

変わりませんよね。

しかし、一旦スケルトン状態にまでするような

規模の工事では見えない部分を如何に読むか

かなり悩む所です。

一応、現場で採寸した寸法はあるのですが

天井裏の見えない部分や床組など

自分だったら、こうするけども、この当時なら

もしかしたら、こうなっているかも知れない。

そんな勘繰りをしながら、多少勘繰りが外れても

大丈夫なように設計に幅を持たせます。

詰めの作業はあくまでも現場で決定することになりますが

外観のデザインに影響を与えるような個所は悩みますね。

と言う訳で、図面も一つの図面を完成させて次の図面と言う

順には進めず、あれこれ描き進めながら、同時進行と言う感じです。

新築図面の進め方とは多少工程が変わりますが

出来上がる建物は新築以上の感動を覚えて頂けるようで

ありたいと願っています。