細心の注意で
ようやく、夏の暑さも一段落しそうですね。
私の方はと言いますと、最近右肩の肩凝りが酷くパソコンの操作が辛い日が続いています。
時間を作っては肩の可動範囲を広げる為の運動をしているのですが、一時凌ぎに過ぎないようです。
さて、今日は「篠山の山荘」の定例打合せの日
現場には吹き抜けの部分に作業の為の足場が組まれていて狭苦しい空間となっています。
さて、この段階で現場に入っている材料は窓枠や建具枠に使われる造作材。
完成後もそのまま見えてくる材料なので大工さんも仕上げにカンナ掛けをして、綺麗で艶やかな木肌をした材料が使われる箇所の直ぐそばに立てかけられています。
ちょっと前までの段階よりも現場の中を歩き回るのにかなり気を遣うようになりました。
殆どの箇所に杉を使っているために、手で触れたり、カバンのファスナーが当ったりするだけで簡単に傷がつきます。せっかく綺麗に仕上げられている材料を傷つける訳にはいかないので細心の注意で写真撮影も行いました。
杉の白太(白い所)の部分はカンナ掛けをしても直ぐに刃の切れ味が悪くなり、何度も何度も刃を研いだり、替えたりしてはカンナを掛け、の繰り返しと言う事で大工さんが苦労する材料でもあります。
さて枠材が入ると次は建具工事です。
そろそろ、建具の施行図が必要となりそうです。