兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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夜行バス体験記1

先日、東京へ出張してきました翌日が現場定例の日とあって 宿泊はせずに帰ることにしたのですが 中途半端な便になると新大阪で足止めを喰らう事 などから夜行バスで早朝に大阪に到着する選択をし 前もって予約をしていました

所が、思っていたよりも早く終わり、のぞみで帰れば 何とか日帰り可能な時間帯でしたが 予約の縛りで、余った時間の使い道を模索することに

こうなった場合のケースを前もって調べてはいましたが 見知らぬ地で夜にウロウロ勝手も分かりません しかし、朝早くに起きて歩き回り、汗をかき疲れた身体を 癒したい、ヒゲも剃りたい、頭も洗いたい

選択肢は銭湯、若しくはスーパー銭湯です 東京駅から徒歩圏内にある銭湯は1件、 他はネットカフェやランニングされた方が利用出来る シャワーブース、東京ドームシティーまで行けば スーパー銭湯があるとのこと、更に良く調べると JRで一駅先に行けば、こじゃれた銭湯がありました

金額とこじゃれた感じで行けば、圧倒的にここが 私の中でのヒットです 所が、この一駅先へ行く線にたどり着くまでが 遠いのなんの、京葉線ですね。 同じ東京駅と言う名前であっても、歩く距離が 半端ない。大阪で言えば茶屋町のロフトから ヒルトンホテルや東梅田の駅辺りまで、否 もっとあったかもしれませんが、東京は駅が深い

修業時代にふと命じられた東京行き 当時はスマホなど無く、分からなければ 人に聞くくらいしか方法がありませんでしたが 東京の駅がこんなに多層構造になっているとは 知る由もなく、歩き回ったものです

今回は、その多層構造のことは分かっていましたので 通路上の案内板を頼りに進みましたが、大阪と違うのは 案内板の進行方向正面には知りたい情報がないことが 多い事です

まあ、それでも何とか目的の八丁堀駅に到着 無事に銭湯にもたどり着いたものの 今度は、銭湯の入り口が分かりません 私の思い描いていた銭湯の入り口は、のれんを潜って 木札の下駄箱に靴を入れると、目の前には「男女」の 入口がある、大衆感の漂うものでしたが ここは入り口が無いのです

銭湯の看板を過ぎ、脇の階段で上へ上ると そこは賃貸マンションらしき部屋のドアが並んでいます あれっ?と思ってもう一度下に下り 再び、看板の所へ、よーく目を凝らすと 暗闇の中に、真っ黒な扉に「押してください」と書かれた 自動ドア 開けゴマって叫ばないと開かないのか? と思うほどの秘密の入り口でした。 中に入ると、小ぶりのスーパー銭湯って感じで 清潔感のある銭湯でした あーすっきりした~、と言う事で帰りも又 八丁堀の駅をめざし歩いて行くのでした

続く

 

今回、訪れたのがこちらの 湊湯 です。 1枚目写真、照明の真下がタッチ式の自動ドアになっています。こりゃ、分からんやろう。

銭湯橋