神社社務所屋根替え工事ご契約
随分と陽が永くなりましたね。 田植えも終わり、水面に射す夕陽が美しいこの季節です。
本日、地元の神社社務所屋根替え工事の工事契約立会いの日でした。
思えば、最初にご相談を頂いたのが3年前です。
総代さんの間ではもっと前から話は挙がっていたそうですが、当初は建替えを、との事でしたが予算に配慮して屋根替えの提案をさせて頂きました。
元々、移築された建物だったそうで長年の風雪に耐えて来たものの、ある時屋根に積もった雪の重みで屋根の構造材が折れたそうです。
もっとも、雪の重みが直接の原因とは思いません。
雨漏りが放置されたか若しくは気付かずにいた事で材が腐朽し強度が落ちていた。そこへ雪の重みが加わり折れた。さしずめそのようなメカニズムだと思います。
建物は合掌造りの屋根組で下部の構造体の上に屋根が置いてあるだけの構造。在来工法に比べ、屋根替えも楽に出来ると思います。
そして、何とこの神社の発起には、ご先祖さんが尽力されたと言う書面が残っています。
そのようなご縁で、ご先祖さんが導いて下さったのかもしれません。
今度は改修の仕事になりますが、ご先祖さんから引き継いだ歴史を次に繋げられるように尽力したいと思います。