総合的に その2
Narito Ashida
でわ、先日紹介しました例のようになってしまうと、もうその住まいは又はその材料は駄目なのか?と言う事なのですが、決してそんな事はありません。先人の知恵と言うものは素晴らしく、その部分のみを取り替える事でまた木の住まいは再生できるのです。
今日、ご紹介するのは柱の方ですが金輪継ぎ(かなわつぎ)と言う材料を継ぐための方法でこれらを総称して継手(つぎて)と言います。金輪継ぎは主に縦方向の材(つまり柱など)をつなぎ合わせるときに用いる方法です。
上が以前の柱のままで下の色が違う材が遣り替えた柱です。