新年明けましておめでとうございます
新年、明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ、宜しくお願い致します。
昨年末のブログでは思考模索の1年であった旨をお伝えしたのですが、
翻り本年は、昨年の経験を生かす年にしたいと思います。
まず、試験的な試みとして、「芦田成人建築設計事務所ワークス」と称する取り組みを開始します。
コスト把握をより明確にするために、工務店を介さずに当方が直接職人を手配します。いわゆる分離発注に近い形態(分離発注も含む)となります。
詳しい話は又後日させて頂きますが、目指すのはローコスト住宅ではありません。
「あたたかな木の住まいづくり」がこれからの課題です。そのために用いる手法がパッシブデザインです。 特別な機械設備に頼り切る住まいづくりではなく、しっかりとした環境を読み込む理論と裏付けに基づいた設計と、それを実現させるための現場監理によって、あたたかな住まいと、快適な空間を実現します。
建物規模構造などの諸条件はありますが、一先ず職人確保の目途がたっている、丹波市、篠山市、福知山市の3市限定、年間3棟(新築リフォーム含む)までで、開始させて頂きます。本年は既に1棟進行中で、更に御相談も頂いております。
次に昨年築100年以上と言われる古民家を触らせて頂き、そしてヘリテージマネージャーの講習を受講するなど、築年数を経た建物に関わる機会に恵まれました。 このような住まいが抱える課題には共通点があるように思います。ソフト、ハード両面での課題は多く、各行政でも既に取り組みが行われています。 私共が関われるのは先ずはハード面です。ハード面での目指す所も、やはり 「あたたかな住まい(建物)」です。いずれソフト面でも貢献出来るような活動も視野に入れたいと思います。