図面をしっかり読み込む
私共の設計では、新築の場合、図面枚数が100枚近くにも及ぶ場合があります。それが良いのか悪いのかは別として、それだけの枚数になると言う事は、現場に伝えたい事がそれだけ沢山あると言う事です。 従って、施工される方は工事が始まる前にしっかりと図面を読み込んで頂く必要があります。ましてや、図面を見ないで施工するなんてあり得ません。
当方の設計で初めて施工をされる方は、いつもと違う仕事になる事は、この図面の枚数を見れば感づくはずです。
その場しのぎで、仕事しようとすれば全体を見通したとき、あっ違う仕事をしていた、となって手戻りの発生、材料の無駄が発生する訳です。
慣れた方なら図面を読み込んで工事に入る前に、図面のあっちとこっちで相違があるが、どちらが正しいのか?と言う質問を投げかけられる事があります。
図面を読んで貰えているかどうかは、現場での打合せをすれば、又施工の状態を見れば分かります。
物珍しい機械を扱う時に説明書をしっかり見る、これ当たり前の事ですよね。
出来ているようで、意外に出来ていないこと多いです。