まるで実演販売のような軽妙さで
12月13日土曜日、寒波襲来の先日、兵庫県建築士会青年委員会主催のパースセミナーが行われました。お陰様で午前は定員以上のお申し込みを頂いておりご参加頂けなかった方もいらっしゃるそうです。午後も、ほぼ定員に達するお申し込みがあったとの事です。
当日は午前の初級編でダーマトグラフと呼ばれる紙巻エンピツを使ったモノクロ主体の内容、午後からは中級編と言う事でダーマトグラフに色鉛筆を使った着色ありの内容でした。
この紙を巻いた鉛筆の正式名称をダーマトグラフと呼ぶ事を初めて知ったのですが、極太で消しゴムで消えない所は非常に魅力があります。
そして、講師をお勤め頂いた長谷川矩祥(のりよし)先生は、非常に軽妙なお喋りで、講習もスピーディー、余計な事を考える時間を与えずにとにかく手を動かす事に集中させ、参加者の心を鷲掴みにされました。
最後のデモンストレーションも僅か10分も掛からない内に内観パース1枚を仕上げられました。例えが悪いかも知れませんが、このデモンストレーションを見ているとまるで百貨店の実演販売を見ているようで、芸(術)を見ているようにも感じ、すっかり引き込まれ早速先生の本をアマゾンで購入しましたが、同じことを考えている人が沢山いたようで会場でスマホ確認した時には在庫があったはずが、帰ってから見ると既に在庫切れ、暫く待たなくてはいけない状態です。
お客様の前で、ささっと描き上げるには如何に余計な部分を省略し必要な所だけを描くかがポイントと言う事
先生も訓練のために毎日数枚描かれているそうで、我々の場合も当然訓練が必要ですが、お客様の心を掴むために是非身に付けておきたい技術です。
先生のブログサイトは こちら (ギャラリーハセノリ)
簡単に人を描く方法の指導です こちらは陰影の付け方の指導風景 着色に関する指導も受けました そして先生オリジナルの飛び出す名刺、裏面は名刺になっています。部屋のパーツを組み合わせると一つの家が完成するとか
兵庫県建築士会青年委員会セミナー小委員会では実務に直結する内容でセミナーを計画しています。来年2月7日(土)には、その第2弾として「思いを伝える建築写真」入門講座を開催させて頂きます。 こちらの企画は私の担当となっています。既に定員の5~6割程度のお申込みを頂いています。定員に達し次第締め切らせて頂きますのでご興味のある方、お知り合いで心当たりのある方いらっしゃいましたらお声かけ宜しくお願い致します。
写真セミナー 左文字をクリックして頂きますとPDFファイルが開きますので、お申込みにご利用ください。