犯人は誰だ?
「高台の景色を生かしたピアノ教室のある家」の敷地は長方形なのですが、土地購入前の調査段階から気になっていたのは境界明示の件です。 敷地の境界に関しては何かと問題になり易い部分なので、購入前にその点は確かめておく必要がありますね、と言う事で四隅を確認した所、初見で確認出来たのは1か所のみでした。
その後、住まい手さんが何度か敷地に通い、他の2ヶ所を掘り当て、残るは1か所のみとなっていました。
以前の所有者さんからは四隅に境界鋲があったよ、と聞いていたので、何故残り1か所が無いのか?
犯人捜しではありませんが原因究明をしてみると、新しく立てられた電柱(NTT柱)の周りのアスファルトの色が明らかに新しい物でした。
これは明らかにNTTの仕業だな、と言う事で住まい手さんが問い合わせたところ、本日境界鋲の立会いをして参りました。
民民同士の話ですので、お隣さんのご都合に合わせたと言うことですが、土地家屋調査士さんに来て頂き、きっちりと寸法を追い出し、めでたしめでたしと言う事で滞りなく境界が決まりました。
初見で確認出来た境界鋲 犯人断定の基となった電柱。ここに書いてある番号をNTTに伝えることで色んなデータが判明します。
そして、電柱工事の際に飛ばされた境界鋲が今日、新たに位置を確定。黄色い花の左上くらいにある小さい穴に鋲を埋め込みました。