1年点検
こちらの住まい、本当は寒い日にこそ、その効果を実感できる程パッシブデザインが生きている住まいなのですが、残念と言うべきか幸いと言うべきか、先日は暖かな1日でした。
こちらは非常に多くの方が出入りされている住まいですが、綺麗に住まわれている様子が伺えました。
定期点検で主に確認すべき箇所は、住まい手さんが気になっている場所は勿論ですが、主に建具の開閉具合やクロスの散り際の確認となります。
当方ではクロス仕上げの場合、オガファーザーと言う紙クロスを標準仕様としていますが、材自体の乾燥収縮によってこのような状態になります。
数箇所のクロスの散り際、入り隅に隙間が空いていましたが、この程度の場合、補修は容易です。
住まい手さんとのお話によると、後で載せた太陽光発電システムにより光熱費に関してはゼロエネどころか、もっと良い状況だそうですが、今後は電力需給の様態によっても左右されるかもしれません。
でも、早目に元金回収して、どんと来いと構えておけば怖いもの無しですね。
これも立地条件に恵まれている事が大きいと思います。