城跡巡り
城跡巡り第2弾は篠山城跡です。 紅葉シーズンも終盤を迎えた秋の快晴、お隣の篠山まで行って来ました。
仕事や建築士会関係の行事では、こちらにうかがう事はあるものの、地理的に詳しいかと聞かれると、あながち、そうではありません。
と言った前振りは後に続くのですが、そう言えば入った事も無かった城跡から
二重の堀に囲まれた城壁の中は綺麗に修復された感のある石畳がお出迎えです。
そして、こちらの大きな屋根も修復されて綺麗になった感の強い大書院。二の丸の位置にありました。
当時の幕府が余りにも強固なつくりの城にになることを恐れ、本丸には天守台はあったものの天守閣が築かれる事はなかったそうです。
本丸、天守台より眺める東側の景色。赤い屋根瓦の建物は小学校だそうで、お堀の内側に建っている事になります。
何がかは分りませんが何となく、羨ましいですね~!
所で、この城跡を後にして、観光目的の皆様が向かうのは大正ロマン館などの、土産物屋さんが連なる界隈と思います。
しかし、一歩その筋を外れると、人通りも少なく、これで終わり?と言う感じが漂うのは私だけではないはず。
実は、河原町界隈にも見所はあると思うのですが、そこに繋ぐ動線が、切れていると感じました。
しかも、篠山の地理に、そう詳しくは無いので、その両者が比較的近くにあった記憶が、地図で見ると意外に離れている事に気付かされます。
恐らく、どこからスタートしたかで結果が違ってくるのでしょうけども
多分、初めて訪れた観光客の皆様も、お城近辺からスタートしてしまうと、「えっ、これだけ?」と言う感想に終わってしまうのではないでしょうか?
建築分野的に今回の訪問では、観光地の動線計画という事を学んだように思います。