兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

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連続性の法則

何か一つのきっかけで、同じ事が連続して起こる。 世間一般で起こることは、当然私にも起こる訳で、たとえば事務所へ御面談の方が連続したかと思えば、資料請求なども連続して寄せていただく事が、多々あります。

そして、今週は同じような問合せがありました。

内容は代願業務についてでした。

私達の世界で言う代願業務とは、建築行為をする前には、建築確認申請と言う書類の提出によって、建築基準法に合致している事を公に認めてもらう必要があります。(地域によっては建築確認申請が必要でない場合もあります)

その為の書類を作成し、審査業務をしている機関に持って行き手続きや、やり取りを含めて交付して頂く、いわゆる書類上の手続きなのですが

結論から申し上げますと、そのお仕事は、2件ともお断りをさせて頂きました。

代願業務が悪いと言うのではありません。

元々独立に到った経緯は、お客様の顔を見て仕事がしたいとの思いから始めた仕事ですので、それが叶わない仕事には例え、代願であっても責任が持てないと言うのが大きな理由です。

代願であっても、書類には名前が残ります。名前が公に出る以上、責任が全く問われない訳がないとのリスク回避の意味もあります。

従がって、付き合いのある無しに関わらず、以降もそう言った業務や、図面だけ描いてくれたらええねん、と言った現場への関わりを持てない類の仕事は大変申し訳御座いませんがお許しいただければ幸いでございます。

決して、お高くとまっている訳ではなくて、お客様との関係を大事にしてやっていきたいと言う、強い願いです。

そこをご理解の上でお付き合いをして頂ける方との関係を強めて参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。