地盤改良
ようやく動き出した「シアタールームのあるライトハウス」 8月末に長期優良住宅の認定申請はおりていましたが、あまり延び延びになるのも士気に関わるので、そろそろ始めないとね!で始まったのかどうかは定かではありませんが・・・。
まずは地盤改良工事から
今回の改良工事は、通常のセメント固化材を使う工法とは違って「ハイスピード工法」(砕石パイル工法)と呼ばれるもの。
(ハイスピードと言っても速度が速いと言う事ではないようです。)
掘った穴に砕石を突き固めながら流し込んでいく、ごくシンプルな工法です。
この工法ではバージン砕石のみを使用するので、まず土壌汚染の心配がない事、砕石の間隙を縫って水が抜けていくので液状化にも効果が高い、曲げに強い即ち水平力に対し弾性的に追随出来ると言った点がメリットです。
又建物解体後も地盤改良部分は、そのままの状態でも大丈夫と言う事です。
所定の位置に掘削機をセット。この時、垂直度合いも一緒に見ておきます。
掘削機を回転させながら掘っては引き上げ土を掘り出します。深度によって掘削機にひっついてくる土の種類が変わるのが分ります。写真ではやや水分を含んだ粘土質の土がへばりついています。
へばりついた土を落とす作業は少々アナログで鉄の棒を使って人力で、こそぎ落とします。土質により、かなり力がいるようです。
所定の深さまで掘れたらホッパーを介して砕石を投入します。この時、先ほどの掘削機は突き固め機へと変身しています。
作業が完了したらこのように、砕石を敷いている他の部分とあまり変わりありません。
1箇所当たり30~40分程度だったかな?
あと数日掛かるそうです。