兵庫、京都、大阪で誠実に丁寧に木の家をつくる芦田成人建築設計事務所

View Original

丹波森林ツアー報告(後編)

本日も御訪問有難う御座います。

氷上四季菜館

 

四季菜館内部

 

氷上町T邸

 

林産振興センター

 

10/16(日)ひょうごネットワーク木の道の主催による丹波森林ツアー報告の続編です。

前回は午前中の工程をお伝えしましたが、昼食は丹波市柏原町の丹波悠遊の森内にあるレストラン、グルメロア「ベルピーマン」。人数に幅を利かせて丹波の食材を用いた特別メニューを低価格でお願いしてみたのですが、皆さんどう御感じだったのでしょう。森の中のロケーションが気に入られたようで、又後日自分達のグループでと言う事で予約出来ますか?とお店の方に聞いていらっしゃる参加者のグループもいらっしゃいました。

食事の感想はさておき、午後一番は氷上町のひかみ四季菜館です。(写真一段目と二段目)野菜や加工食品などの直売所として使用されているこの施設ですが、このタイプの直売所は市内あちこちにありそれぞれに出される特産品が○○さんのつくった梅干がおいしい等、有名になっていたりもして人気の品は直ぐに売切れてしまいます。

建築的な説明を加えますと、内部は木製トラスによる無柱の大空間となっていて直売所のみだけでなく、イベントなどの催しにも対応できるとの事、又外部は近くにある達信寺と言うお寺をデザインモチーフにしていると言う説明を当該施設の設計者でもある代表の藤田氏がされました。

その後は個人のお宅の見学(三段目)なのですが、ここでも又思ってもいなかった厚いおもてなしを受け、黒豆の枝豆、柿、焼き芋、おまけにビールまで出していただき建物の見学に来たのやら食べに来たのやらでお土産まで頂き皆さんホクホクの笑顔でこちらを後にされました。どうもありがとう御座いました。(^^)

最後は丹波林産振興センターの原木市場です。(四段目)まだそんなに沢山集まっていると言う感じはありませんでしたが杉、ヒノキを中心にケヤキの丸太も数本横たえられていて、皆さん熱心に説明に耳を傾けられていました。残念ながら日曜日と言う休みの日のツアーでしたので市が立った時の活気や駆け引きなんてのも実は面白いものなんですが、それは体感していただけませんでした。

そうこうしていると、予定も軽く30~40分程度時間オーバーしてしまいましたが、私は篠山口駅前で先に降りましたが、参加いただけた皆様も、ご無事で三宮に到着された事と思います。

どうもお疲れ様でした。

そして何よりも短い募集期間や至らない点も多々あったにも係らず、笑顔でご参加頂けた事に感謝しております、ありがとう御座いました。

丹波市概要(丹波市役所HPより抜粋)

丹波市は、兵庫県の中央東部に位置し、市内西部を南北に日本標準時子午線(東経135度線)が通っており、北東では京都府、南東では篠山市、南西では多可郡3町、北西では朝来郡2町と境を接しています。阪神間からJRや自動車で約1時間30分から2時間圏域であり、新市内の南部地域は阪神都市圏との係わりが比較的深く、一方、新市内の北部地域は隣接する京都府等との係わりが比較的強くなっています。

地形は、本州の骨格のひとつを構成する中国山地の東端に位置し、粟鹿山(標高962m)をはじめ、急斜面をもった山々によって形作られた中山間地域となっています。その山々の接点を縫うようにして二大河川の源流が走っています。一つは瀬戸内海へ注ぐ加古川とその上流河川であり、もう一つは日本海へ注ぐ由良川の上流河川(黒井川、竹田川)となっています。特に市内の石生の「水分れ」は海抜95Mに位置し、日本一低い中央分水界となっています。

気候は瀬戸内海型、内陸型気候に属し、年間の寒暖差、昼夜間の温度差が激しく秋から冬にかけて発生する丹波地域の山々をつつむ朝霧、夕霧は「丹波霧」と呼ばれ、豊かな自然環境に一層の深みと神秘さを醸しだしています。

人口 合計73,397人世帯数23,097戸(平成16年9月末) 面積493.28平方キロメートルです。