カーテンが売れているそうで
震災に伴う、原発事故により節電を求められそうな今年の夏。 どうやら中間の季節は無く、いきなり「夏」となりそうな、そんな予感がする、ここ数日の天候ですが、先日新聞によると何やら陽射し対策にカーテンが売れているのだそうです。
えっ、カーテンが?って思いましたが、なるほど皆さん何とかして暑さを凌ごうと言う事ですね!
そこで手元の、とあるデータを少しご披露します。
日射進入率の測定結果をまとめたグラフがあるのですが、これは屋外の陽射しを遮るものが何もない状態を 1 とした場合との比較で、金属製熱遮断構造サッシ(黒色)の場合となっております。
そして、このデータによると
■普通複層ガラス(空気層12㎜)+遮蔽部材(陽射しを遮る物)なし 約0.7
■普通複層ガラス(空気層12㎜)+レースカーテン 0.5
■普通複層ガラス(空気層12㎜)+内付けブラインド 約0.45
■普通複層ガラス(空気層12㎜)+紙障子 約0.4
■普通複層ガラス(空気層12㎜)+すだれ(窓の外側に設ける) 約0.2
と言った結果があるようです。
これは数字が小さいほど陽射しを遮る効果が高い事を示しますので、すだれの効果がかなり高いという事が分かりますし、複層ガラスも少しは陽射しを遮る効果がある事が分かります。
ポイントは窓の外に対策を講じると効果が高いと言う事になりますので、簾や立て簾、緑のカーテンなど、この夏挑戦してみては如何でしょうか?
あっ緑のカーテンって、緑色のカーテン を取り付けると言う事ではありませんよ。
アサガオやゴーヤなど植物による遮熱効果を期待しようと言う事ですので、お間違いなく。